猫になりたい

感じたこと、思ったこと、誰かに教えたいことなど雑多にお伝えできればと思います

今更だけど、Pink Floyd「夜明けの口笛吹き」が凄すぎる

f:id:Kay1989:20141124195215j:plain

天才とはシド・バレットのこと。

最近「永遠」とかいうアンビエント色の強い作品を発表したようですが、

ロジャー・ウォーターズのいないPink Floydは、もはやPink Floydではないので興味がありません。

 

初期のPink Floydには前述の「天才」シド・バレットという男がいました。

 

元々、シド・バレットPink Floydのリーダーとして立っており、初期の作品は全然プログレではありません。

サイケデリックを極めた作風です。

シドはLSDをやりすぎて、バンド活動に支障をきたすようになり、Pink Floydのメンバーから追い出されるような形でバンドを去ります。

 

今現在、プログレッシブの四天王として君臨しているPink Floydですが、シド在籍時のPink Floydプログレではなくサイケバンドです。

 

それも、現在まで「夜明けの口笛吹き」を超すようなサイケアルバムはないほど、確立しているサイケアルバムです。

 

シド・バレットに影響を受けたアーティストは数多くいますが、

やはりデヴィッド・ボウイマーク・ボランが代表でしょう。

 

シドがいなければ、グラムロックというジャンルすらなかったかもしれません。

 

その「シドのPink Floyd」としての代表作「夜明けの口笛吹き」

是非聴いてみてください。

 

個人的には、ビートルズの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」よりも好きなサイケアルバムです。

 

Pink Floydが「夜明けの口笛吹き」をレコーディングしているスタジオの隣のブースでThe BeatlesSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」のレコーディングをしており、ポールに「彼らの演奏には打ちのめされた…」と語ったのは有名な話です)

 

 

夜明けの口笛吹き

夜明けの口笛吹き