猫になりたい

感じたこと、思ったこと、誰かに教えたいことなど雑多にお伝えできればと思います

アイデアが浮かばない時に便利な書籍3選

1、

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

 

 こちらの本で著者が言いたいことは、極限まで要約してただ一言。

 

「アイデアは既存と既存の組み合わせによって生まれる」

 

これに尽きます。

 

どんなに革新的なことを行おうと思っても、頭の中でそれまで生活してきた環境や道徳、倫理観などがすべてアウトプットされてしまうのは言うまでもありません。

「まったく0から」というコトやモノは存在しないと思います。

すべて先人の「何か」を組み合わせて、吐き出した結果なのではないかと、僕は思います。

 

2、

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)

 

 岡本太郎さんの有名な著書。

 

幼少の頃から発想がぶっ飛んでいて、常にアクションを起こすことで自分の中の「人間らしさ」を爆発させていたようです。

「出る杭は打たれる」ならば、いっそ頭を突き出して「打ってみろ!」と言うのが、著者の精神。

 

現代の日本の閉塞感を憂い、科学は秒速で進歩しているというのに、何故日本人は皆疲れ果てた顔をしているのか?

縛りが多すぎて、自己実現とはほど遠い生活をしている人がどうしたら自分を正直に表し、人間らしく生きていくことが可能なのか?

 

など、現代の日本の抱える大きな悩みなどを、解決してくれる手がかりになる本。

 

現在、「善い」とされていることを、岡本太郎は真っ向からぶった切り、ひっくり返してくるので、アイデアが浮かばない時に読むと、斬新なアイデアが浮かぶかも!

 

3、

スウェーデン式 アイデア・ブック

スウェーデン式 アイデア・ブック

 

 アイデアは一つ出して満足するものではない。

その精神を本書から教わった気がします。

とにかく考え、1つのアイデアが浮かんでもそこで集中力を切らすのではなく、あと5つは考えてみよう!

という知的財源をもっともっと増やしていこう、という立場から書かれた良書です。

 

日本もスウェーデンのように天然財源がとても少なく、知的財源を増やしていかなくてはいけない立場であると思うので、この本には良質なアイデアを大量生産できる手がかりが隠されています。