羽生善治という棋士
「神武天皇以来の天才」と称されている将棋界のトップ棋士、羽生善治さん。
僕は将棋は全然出来ないのですが、羽生善治という人間の考え方、生き方に強く感銘を受けました。
『決断力』『大局観』といった羽生さんの著書はすべて読み、天才の頭の中を少し覗き見た気持ちになって悦に浸っておりました。
将棋は「論理」と「直感」
これは羽生さんのみならず、森内さんも言われている言葉です。
過去の対局の棋譜を叩き込み、対局相手の癖や特徴を頭に入れ、更に裏をかかれた場合の対処法などを即座にアウトプットする力は、「論理と直感」つまりは相反する能力の融合した力を持ち合わせていることになります。
論理的に物事を進めようとする人は、なかなか直感的に動くことは難しいと思います。
なぜなら、自分の中の論理的思考が直感にブレーキをかけるからです。
羽生さんは
「だいたいこの辺だろう…と見切りをつける能力がとても重要」
と説いています。
しかし、この能力は努力の積み重ねによって培われた結晶でもあります。
論理を極める努力なくして直感は生まれない
つまりはこういうことなのではないかと僕は考えました。
以下、TED×Tokyoの羽生さんのスピーチです。
とても勉強になる言葉がたくさん出てきますので、是非視聴してみて下さい。
Take small risks & pay attention to coincidence ...