猫になりたい

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思い出のマーニーを観て

先日スタジオジブリ最新作「思い出のマーニー」を観てきました。

宮崎駿監督作品ではないので、観るかどうか迷いましたが、高畑監督の「かぐや姫の物語」もとても良かったので観ることにしました。

 

僕は原作を読んでいないので、詳細はわかりませんが、映画を観終わった後にネタバレサイトなどを見てみると、原作との相違点が多いようですね。

 

僕も映画を観ていて「え!?」と感じたところは10個は見つかりました。

 

きちんと伏線を回収出来ていないような気がして、一緒に観に行った人と共に感想戦を長々行ってしまいました。

ですが、それもまた映画の醍醐味でもあるような気がして、ジブリ作品には感謝しています。

 

割と早くからオチが読めてしまう点と、伏線を上手に回収できていない点を除けば、とても面白くワクワクする作品でした。

 

しかし、子ども向けではありません。

伏線がピタリと嵌っていれば多少の印象の変化はあったのかもしれませんが、中盤は例えるならば新品で購入したパズルの最後の1ピースの形がどうしても変で合わないような薄気味悪さを感じました。

 

子どもが観たら、「怖い」という感情が先に出てきてしまうと思います。

 

マーニーとの関係性云々よりも、湿っ地屋敷の変化(廃屋になってたり、煌びやかにパーティーをやっていたり…)に何とも言えない気持ち悪さを感じました。

 

映像美は素晴らしいものがありますので、観ていない方は是非観てみてください。